新型iPhone12シリーズが発表された。
有機ELディスプレイや5G対応などで
全体的に価格が上がっている。
1年前に発売されたiPhone11だけど64GBモデルで699ドルだった。
先程発表されたiPhone12は64GBモデルで799ドルとなっている。
日本での価格は11の74800円に対して
12は84800円ってことで税込みだと93280円。コレは高い。
ここ3年の売れ筋モデルの価格を見てみると
iPhoneXR:84800円
iPhone11:74800円
iPhone12:84800円
こんな感じで実は去年のiPhone11が安かったんだと。
XRは749ドルだけど84800円だったのは円安だったから。
11は50ドル下がった上に円高もありかなり安くなったという印象が強かった。
そのiPhone12だけど
799ドルで84800円ではなく
実は海外でのSIMフリーの価格は829ドルだったりする。
799ドルはキャリア契約をした場合。
それ故に829ドルが84800円というのは円相場からして妥当かと。
日本だと何故かキャリアモデルのiPhone12は
SIMフリーより割高になっていたりするんだけどね。
昔なら数万円分の割引が得られたから問題なかったけど
今は割引がほとんどなくなって
特に機種変更の場合はあって5000円程度。
SIMフリーで買ったほうが安いんじゃねというケースも多い。
ソフトバンクの販売店の問題でも明らかになったけど
iPhoneを販売しても販売店の恩恵はあまり多くはないようで
それ故に無理にキャリアで買う必要はないのかもしれない。
さて今回の発表では旧モデルが値下げされた。
iPhone11は64800円、iPhoneXRは54800円に値下げされている。
iPhone SEは値下げされなかった。
今年の春に発売された段階で399ドル(44800円)と安かったためだろうか。
ただ付属品として充電器とイヤホン(4200円相当)がなくなって
実質値上げだという声も多く聞かれた。
そんなことしたらiPhone SEが売れなくなってしまうのではないか。
でも実際はiPhone SEを検討してた人は結局SEを買うから問題ないようだ。
要するにiPhone SEを買う人の足元を見られていると。
そして何よりAppleとしてiPhone SEの売れ行きが落ちても問題ないと思ってると。
むしろSEの割合が大きくてそれを価格の高いモデルへと誘導していきたいので
今回のSEの価格据え置きで11とXRの値下げは
SEじゃなく11やXRを買ってくれというアピールなのだろう。
それで流れてくれれば良し。
11やXRは高いからという人は結局実質値上げでもSEを買わざるを得ない。
Androidに流れるという人も0ではないだろうが1%に満たないのでは。
iPhone SEは日本では税込みで約5万円する。
Androidなら5万円あれば相当なレベルのスマホが買える。
SEは去年のA13チップを搭載するといっても
実際そのポテンシャルを発揮する利用ができてる人は多くない。
ゲームで使えると行ってもiPhone SEのディスプレイは小さく
それがネックになり活かせていない。
Androidなら5万円あれば有機ELディスプレイだったり
カメラもデュアルカメラやトリプルカメラのモデルもあったりする。
でもみんな使ってるのがiPhoneだからAndroidじゃ駄目なんだ。
結局実質値上げされてもiPhone SEを選ぶことになると。
コンパクトなiPhone12 miniが発売されたけど
税込みだと8万円を超えるからね。5万円のSEが選ばれるわな・・。
もしiPhoneをやめてAndroidを選ぶ人がいるとしたら
ソフトバンクのAQUOS ZERO2は今かなり安くてありではと。
SIMフリー SoftBank SHARP AQUOS zero2 906SH
アストロブラック スマートフォン本体
iPhone11 Pro並のハイスペックスマホで当然有機EL。
それがどういうことか激安で販売されて転売されまくっている。
未使用中古価格は3万円台でかなり魅力的。
ソフトバンクのモデルだけどSIMロック解除されてるモデルなら
ドコモやAUの周波数帯にも対応しているモデルなので
どのキャリアの人でも安心して利用できる。
SIMフリーだとXiaomiやOPPOなどがあるけど
中国メーカーはちょっと・・という人が多いと思うからあえてシャープを勧めてみた。
最近のAndroidはSnapdagon7xxシリーズを搭載したスマホが人気。
フラッグシップは8xxシリーズだけどPCで言えばCore i7みたいなもので
そこまでバリバリに使う人は多くはない。
7xxシリーズはCore i5みたいなものでゲーム性能もそれなりに高く十分使える。
それでいて価格帯は5万円くらいまで多く
安いモデルだと25000円くらいでも720Gを搭載したモデルもある。
iPhoneの弱点はiPhone SEにもA13というハイエンドチップを搭載してること。
それは売りではあるがディスプレイサイズを考えるとオーバースペックでもある。
だからA12のiPhoneXRを併売しているんだろうけど
iPhone8を税込み3万円で残してくれたほうが良かったと思ってる人も多いのでは。
僕はAndroidとiPhoneと2台持ちで利用してるがゆえに
双方の良さなどは多少は分かっているつもり。
iPhoneはパワフルなチップに使いやすいOSやアプリなどがあり魅力的だが
Androidの手頃さやカメラの進化などは魅力的。
iPhoneだと12 Pro MAXでしか得られない1/1.7インチセンサーは
Androidだと4万円ほどのモデル(Xiami Mi Note 10 Lite)に搭載されてるからね。
どっちもいいところがあるけどやっぱりiPhoneは高いなあ。