日常的にカメラを持ち歩きたいと思ったのは
今から15年ほど前のことだ。
当時ブログが登場し始めていた。
芸能人などもブログを書き始めていたけど
素敵なブログには写真が溢れていた。
今日どこどこへ行った、誰々と会った、
○○を食べたなど写真入りで紹介されたブログは
とても素敵だった。
自分もそういう写真に溢れたブログを書きたいと思ったもの。
いや日常を写真で記録したいと思ったものかな。
それで日常カメラを意識した。
ところが実際日常カメラといっても
それに適したカメラはないし
普段あまりカバンとか持ち歩かなかったため
実現にはかなり時間がかかった。
あれこれ試行錯誤して結局断念を繰り返していた。
本当に日常的にカメラを持ち歩くようになったのは
オリンパスのXZ-1を買った2013年の秋から。
この頃既にスマホ時代が到来していた。
日常的にケータイやスマホで写真を撮れていた。
それでもデジカメをと画質重視でXZ-1を選んだんだ。
そのXZ-1だけど当初はアクティブに使っていた。
ただ2015年夏くらいから一気に利用が減ってしまった。
iPhone6を購入してからだ。
スマホカメラの画質が圧倒的に向上して
スマホで十分じゃんと思うようになったためだ。
一応XZ-1は今も持ち歩いているけどすっかり利用機会は
激減してしまっている。
新たな日常カメラが必要なのかあるいはスマホで十分なのか
最近ちょっと考えたりしている。
スマートフォンのカメラは本当に高画質になった。
今使っているiPhone6もかなり良いけど
最新のスマホはさらに高画質となっている。
モトローラ SIM フリー スマートフォン Moto G5 Plus 32GB
今気になってるモトローラMoto G5 plusなんかは
レンズも明るくてデュアルピクセルAF搭載で
デジカメの使い勝手で撮影出来る。
また動画だって4K30pへの対応は当たり前だ。
じゃあデジカメいらないのかというとそうでもない。
スマホとデジカメと比べると
大きな差は2つある。
1つは画質。
コンデジだとスマホとの差はほとんどないモデルもあるが
デジ一眼やミラーレスなどとは大きな差がある。
ただミラーレスを日常カメラにするには負担が大きい。
レンズが大きくて邪魔でもあるからね。
コンデジだと高級コンデジなどは高画質とコンパクトさを兼ねている。
CANONのG7Xシリーズなどは
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII
光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X MarkII
以前これが究極の日常カメラだと感じたけど
ミラーレスクラスの画質を日常的に持てるカメラと言えるだろう。
もう1つスマホで及ばないのは光学ズーム。
これがスマホカメラの現状数少ない弱点でもあり
昨今デュアルカメラが増えている。
普段はあまり必要としないけど
例えば動物園などへ行ってスマホで動物の写真を撮影しても
豆粒にしか写らない。そういう時光学ズームが欲しくなる。
どれくらい必要かは難しいけど以前TZ7というカメラを持ってたが
あの光学10倍はいい感じだった。故に光学10倍もあれば十分かと思う。
その条件で言えばPanasonicのTX1は理想な日常カメラの候補だ。
ルミックス TX1 光学10倍 ブラック DMC-TX1-K
センサーは1インチで高級コンデジと同じ。
25-250mmという広角から望遠までに対応したレンズを搭載。
また4K30pやフルHD60pの動画に対応しており手ぶれ補正も完備。
重さは310gと決して軽くはないけど日常カメラとしては
ギリギリの水準ではないかと思う。
XZ-1を使ってて動画撮影性能の低さが問題だったが
TX1なら画質、望遠、動画とすべての点で優れていて
現状理想的な日常カメラかなとは思う。
ただそれを必要とする場面がどれほどあるかなあ。
スマホで十分って気もするし難しいなあ。