地質に特徴がある場所というのは
ダイナミックな風景があったりすることが多い。
最近は単なる地質調査スポットとしてだけでなく
ジオパークとして評価されており
それを観光の売りにしている場所もあるほどだ。
僕は大学時代に地球物理学を学んでいたので
多少の知識はあり興味はある。
今すっかり遠ざかってしまっているけど
観光地としてジオパークを訪れてみるのも楽しいかもしれないと
そう思うようになってきた。
日本各地にジオパークといわれる場所がある。
http://www.geopark.jp/geopark/
ジオパークを名乗るためには認められる必要があり
日本ジオパーク、世界ジオパークとその価値により評価される。
東海3県にはジオパークは残念ながらないけど
東三河や岐阜の飛騨小坂や飛騨山脈はジオパークを
目指して活動をしているようだ。
観光地として有名なジオパークも多くて
僕が行ったことある場所だと立山黒部、箱根、霧島、桜島などは
日本ジオパークに指定されている。
阿蘇に関しては世界ジオパークだ。
ジオパークにはその見どころとなる場所があり
それをジオサイトという。
阿蘇のカルデラの絶景などはまさにジオサイトだろう。
日本のジオパークは火山関係のものが多そうだ。
また地殻変動などでのダイナミックな地形も1つある。
これらは既に観光化されて知られている観光地が多い。
地質に特徴がある場合などはなかなか難しい。
中央構造線などは地学的に重要だけど
露頭があってそれを説明する必要がある。
観光的になかなか微妙だがジオパークという付加価値がつけば
観光につながるのかもしれないな。
岐阜の飛騨小坂は滝が多いところで有名だけど
あれもジオパークなんだろうか。
こういうジオパーク巡りにはそれなりの装備が必要かな。
地質調査では
ハンマー、クリノメーター、ルーペ、メモが必需品。
ハンマーを使うわけにはいかないだろうが
クリノメーターくらいはありかと思うが
多分使える人はどれほどいるかだろうか。
Vixen ルーペ メタルホルダー M20S 4309-01
ルーペくらいにとどめておいたほうがいいのかな。
ただルーペで見るためにはハンマーで風化してない岩がいるし
なかなか観光客に地質的特徴を見せたりするのも難しいところ。
ダイナミックな風景が多いから
そうした絶景を楽しむという目的だけでも
ジオパーク巡りはする価値あるかなと思う。
近くにないのが残念だな。
ユネスコ指定の世界ジオパークは
山陰海岸か糸魚川あたりが一番近い感じかなあ。
それでも距離はあるから難しいがいつか行ってみたい。