RICHO GRII
- 2017.09.20 Wednesday
- 23:32
先日彼岸花の見ごろ偵察へ行ったとき
カメラを持った年配の人がいた。
持っていたカメラがRICOH GRII。
とてもお気に入りのカメラのように大切そうに利用していた。
その姿を見ていたらとても魅了されてしまった。
そしてこのカメラが欲しくなってしまった。
GRIIはRICOHの高級コンデジ。
APS-Cサイズのローパスフィルタレスの1600万画素センサーを搭載。
レンズは35mm換算で28mm f2.8の単焦点。
光学手振れ補正もついていないが光学性能は非常に高い
画質重視のコンパクトデジカメだ。
前モデルとしてGRという製品があった。
RICOHにはGRというモデルがかなり多いけど
GRデジタルではなく正当なフラッグシップモデルが
このGRでありその後継機がGRIIだ。
GRとGRIIのカメラ部分のスペックはほとんど同じ。
ただGRIIはWifi機能が搭載されており
スマートフォン連携が可能になっている。
このGRは2013年初めに発売されたが
当時はまだ高級コンデジというジャンルはなかった。
プレミアムコンデジという製品が人気で
1/1.7インチと少し大きめのセンサーを搭載したカメラだった。
このGRはそれとは一線を画すAPS-Cサイズの大型センサーを搭載。
デジ一眼と同じサイズでさらにローパスフィルタレスや
光学性能にこだわった単焦点レンズを搭載していたため
その画質・解像度は圧倒的で
デジ一眼すら凌ぐといわれたほど。
実際そこらへんのデジ一眼は軽く凌駕していた。
このGRには同時期に出たライバル機種がいて
それがニコンのCOOLPIX A。
18.5mm f/2.8 NIKKORレンズ搭載 ABK ブラック
スペックはほぼGRと同じだった。
この製品も解像感が高くて素晴らしいカメラだった。
ただCOOLPIX Aには後継機は発売されなかった。
RICOH GRIIは基本設計はもう古いけど
今見てもいいカメラだといえる。
Wifi対応してスマホへの転送が可能になり使いやすくなった。
昨今人気の高級コンデジと比べると
光学ズームや手振れ補正、動画撮影などの点では劣るが
写真画質ではGRIIがずっと上。
多機能な製品もいいけどシンプルに強いカメラもありかなと。
Wifi必要ないなら
GRやCOOLPIX Aというのもありかな。
ただ中古だと古いのでもうガタがきてるかもしれんけど。
しかし自分に合うだろうか。
多機能感満載のFZ1000ユーザーとしたらGRは真逆だからな。