YoutubeやTwitterなどを見ていると
時々タイムラプス動画がアップされている。
微速度撮影ともいわれるこの動画は
定点観測などでよく使われる。
例えばビルが建っていく様子、
あるいは植物が育っていく様子など記録するのに便利だ。
専用のカメラも売られているけど
普通のデジカメやスマートフォンなどでも
比較的手軽に撮影出来るのがタイムラプス動画だ。
タイムラプス動画だけどビルの建設などは
非常に長いスパンで撮影する必要がある。
建設期間が1年ならば撮影期間も1年ということになる。
同じ場所から1日1枚、あるいは毎時1枚とか撮影して
それをつなげて動画にするわけだ。
YouTubeなどでの人気動画は空が多い。
雲の動きなど目で見てもゆっくりだけど
タイムラプス動画だと早くて積乱雲などの発達具合はよくわかる。
あと星空も人気だ。
実際に作成するのはかなり大変だけど完成した動画を見ると
クォリティの高いものが多い。
タイムラプス動画は写真の集まり。
ビデオカメラなどのように動画を撮影するのではなく
写真をたくさん撮影してそれをあとで合成するという形だ。
これはいくつかの利点がある。
1つは星空撮影で有効だけど露光時間を長く撮れる。
ビデオカメラなどの動画撮影だとマニュアル設定可能でも
1/30とかでシャッターがきられるので光は十分に記録できないが
タイムラプス動画は写真の集まりなので
それこそ10秒露光した写真を集めて動画に出来る。
つまりより明るい星空の動画を作ることが出来るわけだ。
もう1つは高解像度化。
4K動画撮影が可能なカメラが登場する以前から
YouTubeには4K動画があったけどそれらはタイムラプス動画だった。
4Kって動画だとすごいけど写真でいえば800万画素ほど。
3840x2160の写真を集めて動画にすれば4K動画になるわけだ。
そして8Kのタイムラプス動画も同様の理由で今の時点で十分可能。
8Kは3300万画素なので最新のフルサイズデジ一眼なら
問題ない解像度で8Kのタイムラプス動画は既に作成可能だ。
写真をベースにした動画なので解像度は非常に高くて
タイムラプス動画は非常に解像感が強くて見栄えが良いと。
さて肝心の撮影だけど
デジタルい一眼レフ化カメラなどの場合
カメラにそうした機能があれば利用すればいいが
なくてもタイマー機能付きのリモコンを使えばよい。
【PDF日本語説明書あり】Canon キヤノン RS-60E3 /
これで1秒に1枚シャッターを2時間切り続けると設定すれば
タイマーが自動的に写真を撮影し続けてくれる。
こうした撮影はインターバル撮影という。
その撮影した写真をパソコンに取り込みソフトで処理する。
僕はPCで作成したことないけど検索すると
http://www.panolapse360.com/jp/
作成ソフトが出てくるのでそれで処理できるのかと。
さてこのタイムラプス動画だけど
スマートフォンを使えばその後の動画処理まで行ってくれる。
星空撮影などは無理だけど
手軽なタイムラプス動画撮影は可能だ。
ただそれなりにスマートフォンを酷使するので
使ってないスマートフォンを撮影用に利用するのが良いかと。
三脚で固定して充電ケーブルを接続して
あとはアプリで撮影するだけ。
僕がこないだ使ったスマートフォンは標準カメラアプリに
タイムラプス動画機能がついていた。
ということでタイムラプス動画だけど何を撮影したいかなあ。
やっぱり空だろうか。
雲の動きや空の色の変化などを記録したい。
マンションなどに住んでいればいいタイムラプス動画が撮影出来そうだが
うちの回りだと家が多くてなかなか難しいなあ。
こないだ積乱雲が凄く発達してたからベランダでタイムラプス動画を撮影してたら
おもいっきり雨が降ってきて大変だった。
まあ防水スマホだったから良かったけど。
長時間撮影する場合はそういう天候の変化などにも気を付けたい。
古いスマホで手軽に撮影出来るし
一方でデジ一眼などを使えば凄いもの可能。
なんか面白いタイムラプス動画はないものかなあ。
アイデア次第でいろいろできそうだけど
そのアイデアが思いつかない・・。