最近国内外でeSportsが注目されている。
海外ではプロリーグなども出来て盛り上がってるようだ。
国内に関してはまだまだという感じで
特に法律がeSportsに対して対応できておらず
高額の賞金の大会などが開くことが出来ない状況。
とはいえその足場は少しずつだけど固められつつある。
日本におけるプロゲーマーというのは
あまり聞かないが有名なゲームプレイヤーは昔から
ちょくちょく出たりしている。
高橋名人や毛利名人は1980年代人気があった。
当時はシューティングゲームブームでイベントなども行われており
そこで活躍をしていた。
あと1990年代には格闘ゲームがブームで
バーチャファイター2などは有名なプレイヤーが続出した。
ただそういうゲームプレイヤーもプロとしては活動出来ないので
ゲーム雑誌に連載を持つ記者とかのケースが多かったようだ。
海外ではゲーム大会での賞金なども上がっていったため
主に海外で活躍する日本人プレイヤーなども出ているけど
日本では法律の関係でそれが難しくて実現していない。
今日本で活動するプロゲーマーといわれる人は
メーカーと契約したりYouTuberだったりそのあたりのようだ。
YouTubeなどでゲーム実況動画は人気がある。
YouTuberとして活動する人の半分くらいはゲーム実況がメイン。
メインじゃなくても手掛けてる人は8割以上になるかと思う。
それだけゲーム実況の人気が高いということで
eSportsのポテンシャルの高さも意味する。
だから日本でもeSportsが爆発的に普及する下地はできつつある。
ただ社会的には全く認められていない感じで
スポーツのプロ選手と比べてプロゲーマーは
フリーターとかに近い感覚で見られている感じだ。
マスコミとかでもプロ野球選手とかはリスペクトしてる感じがあるが
プロゲーマーはそういう目で全く見られてない。
僕自身も多少そういう目で見てしまうところはあるかな。
ゲーム=遊びというイメージが強いからだろうか。
野球やサッカーだって子供の頃は遊びだったけど
それがスポーツへと変わっていく。
ゲームは子供も大人もゲームのままだから。
あとお金が絡んでくるとパチンコとかスロットもついてくる。
プロゲーマーはパチプロみたいな感じが出てしまうわけだ。
パチプロがeSportsかは難しいところだけど
ゲームに賞金などお金が絡んでくると世間的には
パチンコやスロットなどとあまり変わらなくなってしまう。
海外だとそういうのがないから純粋にスポーツとしてみれるけど
日本のパチンコ文化はeSportsにかなり悪影響があるのではないかと思う。
さてeSportsゲームのゲームカテゴリだけど
格闘ゲームもあるけど海外で主流なのは
FPSとRTS系だろうか。
昨今人気のPUBGなどもソロやチームでプレイできるが
多くのクランが活動している。
YouTubeなどでもPUBGは人気コンテンツとなっており
その動画だけで生計を立てている人もいるようだ。
そういう人は実質プロゲーマーみたいなものだろう。
大会なども多く行われている。
賞金という点ではRTSのほうが上で人気のゲームが多い。
特にRTSの中でもMOBAというカテゴリは競技向けであり大人気。
リーグオブレジェンドというゲームなんかは
凄まじい数のプレイヤーがあり世界大会の賞金も億単位。
プロのトッププレイヤーは他のプロスポーツ選手並みの年収があるようだ。
https://jp.leagueoflegends.com/ja/
ゲーム自体は基本的に無料でプレイできるので誰でも手軽にプレイできる。
eSportsだけど一般的な肉体的なスポーツと比べると
体格的なハンデがないのは利点だろうか。
身体が大きくなくても運動神経がよくなくても一流になれる。
もっとも動体視力や反射神経の良さは必要だし
瞬時の判断を行える頭脳も必要になるけどね。
僕は無理だけどeSportsの観戦者ならありかなあ。
プロ野球やJリーグのように手軽に見られるといいんだけど。
NHKのBS1でいつかゲームの大会が流れたりする日が来るのかな。