写真撮影を量より質へ
- 2017.12.07 Thursday
- 23:32
先日夢を見た。
どこか分からないけど山へ行ったんだ。
天候はガスが出たり晴れたりする天気。
ここの売りは富士山の風景だったようだけど
その富士山がなかなか顔を見せてくれない。
夢の中で外は寒いので屋内の食堂で注文して待ちつつ
富士山が顔を出してくれるのを待っていた。
時々出したので外に出ていくとまたガスってしまう。
そんなことを何度か繰り返していた。
夢の中の話だけど何故そこまで富士山の写真にこだわったのか。
それはその場所から撮影する定番の写真風景(キービジュアル)だから。
観光へ行ったらたいていメインとなる撮影スポットがある。
その写真を撮影すればその場所へ行ったんだなと思える場所だ。
香嵐渓の紅葉狩りだったら待月橋からの風景、
なばなの里のイルミネーションならメイン会場の景色など。
撮影スポットからの景色は定番でありまた一番きれいだったりする。
もちろん各自が工夫を凝らした写真を撮影するわけだが
定番は忘れてはならない。
でもそれが撮れないと厳しい。
例えば上高地へ行って河童橋からの北アルプスが見れなかったら・・。
天気が悪いと意外と見えないものだけどこれが撮影出来ないと
がっかりしてしまう。
そのためメイン写真を撮影するために頑張るんだ。
逆に言えばメイン写真さえ撮影出来れば9割は満足できる。
なかには本気の写真を撮影する人がいて
そういう人たちはメインの1枚を撮影するために
何時間も粘ったりする。
太陽光が良い状態になるまで待っていたり
池や湖の波紋が消えるのを待っていたり
あるいは観光客が途絶えて人がいなくなるのを待っていたりする。
驚くことだけどその1枚を撮影するための情熱が凄い。
僕なんかはそういうことはあまりなく
より多くのものを見たいという感じなので
1か所にとどまることはしない。
三脚なども重厚なものではなく機動性重視のタイプ。
Velbon 三脚 ウルトラロック ULTREK UT-53 6段 中型 自由雲台付
コマ止め方式 トルク調整対応 DIN規格クイックシュー対応 324146
軽量コンパクトなトレッキング用三脚は機動性を重視してのこと。
だからとどまっている人を見ると根気あるなあと思ったりする。
ただそういう1か所にとどまる人は場所によっては
迷惑行為でもあったりするわけだ。
キービジュアルのメインの撮影スポットに停滞されては
混雑してしまうから。
マイナーな誰もいないようなところなら良いけど
みんなが撮影したいと思ってるところに居座るのはよくない。
京都のお寺などは紅葉時期は三脚禁止が多い。
また撮影待ちも禁止で場所によっては撮影禁止のところがある。
多くの人が見たいと思っている風景なので一部の人のわがままで
その流れが滞ってしまうのはよくないからね。
三脚は足をひっかけたりして危険ということもあるけど
一番は流れを止めてしまうことだろう。
京都のお寺などで人がいない時に撮影したければ
そのお寺に多額のお布施をすればいいんじゃないかと。
今回キービジュアルに関して書いたのは
僕自身が写真に関して言えば質より量になっているからではと。
僕は1枚の写真にそんなエネルギーを注力することはなくて
ただただ量を撮影すればという感じになっている。
その結果1000枚を超える写真を撮影するものの
選別などで選ばれる写真は30枚くらい。
ほかはなくてもかまわないものに近くなっている。
そこまで写真をたくさん撮影する必要があるのかと最近疑問に思っている。
撮影スポットでのみ撮影してあとはゆっくり観光をしたり
あるいはビデオカメラなどで動画撮影したほうが良いのかなと。
ソニー SONY ビデオカメラ Handycam 光学30倍
内蔵メモリー64GB ブロンズブラウンHDR-CX680 TI
特に家族旅行など1人じゃない旅の場合は
動画のほうが記録として重要だなと思うことが増えている。
移動時などはOSMO mobileなどで撮影すればいい。
【国内正規品】 DJI OSMO Mobile (3軸手持ちジンバル)
実は名古屋モーターショーへ行ったときは
写真撮影をかなり減らして動画重視で撮影したんだ。
前半はビデオカメラ、後半はOSMO mobileで
時々デジカメで撮影するという感じだった。
結論としてはそれで問題ないしもっと動画を増やしても良かったと。
使っていたビデオカメラが安いので手振れ補正が弱かったから
SONYのCX680のような空間手振れ補正対応カメラを買えば
その弱点も補完できるかなと思っていたり・・・。
とりあえず量より質へと切り替えていきたい。
デジカメだとフィルム写真のように1枚を重視せず
無駄に枚数を稼いでしまう傾向がある。
僕はフィルムカメラをほとんど利用しなくて
いきなりデジタルでカメラを利用し始めたから
フィルムカメラの1枚を大切にするということを
あまり知らないのだろうか。
数うちゃ当たるというやり方はそろそろやめて
自分思う理想の1枚を求めてみるのもいいかもしれない。
そのあたりは今後も実験的に写真を厳選撮影していくことを
やってみたいと思っている。
そして生まれた余裕で動画の撮影を増やしたいところ。