スマホ3軸ジンバルでスマホ動画撮影
- 2018.06.20 Wednesday
- 23:24
先日ナゴヤドームへ行ったとき
外のステージでのイベントを撮影したけど
その際に3軸ジンバルが役立ってくれた。
スマホ向け3軸ジンバルは
スマートフォンで動画撮影する際に使うアダプター。
手振れを抑えて撮影することができる。
2016年くらいに登場し当時は37000円前後していたけど
2年大幅に価格が下落して今年春には
16800円まで下がった。
【国内正規品】 DJI Osmo Mobile 2 (3軸手持ちジンバル)
僕も2年前に35000円くらいで購入し
今年春に16800円のを購入して今利用している。
DJIのOSMO mobile2がスマホ向け3軸ジンバルでは有名で売れている。
DJIはドローンのメーカーで有名だけど
実は高性能ドローンのカメラには3軸ジンバルがついていて
ドローンの振動のブレなどを防いでいるため
安定して動画が撮影出来ているというわけだ。
OSMO mobile2を利用して動画撮影をしたわけだが
実際動画を撮影するのはスマホのカメラ。
それ故に撮影時間や容量、画質などはスマホ次第と言える。
(MPRX2J/A) 国内版SIMフリー (PRODUCT)
僕はiPhone7を撮影用カメラとして利用している。
DJI GOというアプリを使うとBluetooth連携で
OSMO mobile2の手元スイッチで撮影のON-OFFが可能だが
それだとあまり画質や容量がよろしくないので
僕はスマホのカメラアプリを利用している。
HEVC(高効率)で4k30p動画を撮影すると1分170MB。
ナゴヤドームでのイベントでは約1時間ほど撮影を行った。
容量にすると約11.2GB。128GBのストレージなのでまだ余裕。
iPhone7のバッテリーは100%→58%まで減ったので
ストレージは余裕があっても2時間くらいが限度ではなかろうか。
ちなみにOSMO mobile2自体は10時間以上使えるバッテリーがある。
またスマホを充電するUSB端子もあるので
それを使うとさらに長く使えるようだけど
今回は1時間のイベントだったのでそこまで使うことはなかったけどね。
手振れは抑えて撮影出来たけど
光学ズームは使えず全般的に広角気味になるのは弱点。
とはいえ手持ちで光学ズームを使っている場合
かなり手振れが気になるしピンポイントで撮影するには
両手でしっかり抱えて撮影する必要がある。
ナゴドの場合は左手で3軸ジンバル+スマホで動画撮影して
右手ではデジカメで望遠撮影をしていたのでかなり大変で
三脚を使わないならベストな選択肢だったといえるかと。
もちろん三脚が使えるならそっちのほうが良いんだけどね。
移動しながらなら三脚は使えないので
3軸ジンバルの威力なんか発揮される。
歩きながらの動画撮影時なんかは3軸ジンバルがないと
ちょっと厳しい感じは否めない。
DJI OSMO mobile2はDJI GOというアプリがあるが
このアプリの完成度がいまいちなのは残念。
アプリを利用するとBluetooth連携により
録画開始や停止を手元のスイッチで行えるのはとても便利なのだが
録画の画質の制限だったりバッテリー消耗が激しかったりで
正直使い勝手がかなり悪い。
だから僕は標準カメラアプリを使うようにしてる。
ただその場合画面をタップして撮影開始や停止を行う必要があり
その際に画面が揺れてしまうことがあるし
両手で行う必要があるなど弱点もある。
iRemote Shutter ブラック CIA-BTMR-BK
Bluetoothでカメラを操作できるリモコンなどを利用することで
ポケットに入れたリモコンで動画撮影のON-OFFを行うこともできるようだ。
Apple watchを持ってればそれをリモコンとしても使える。
ただ僕の場合Apple watchはメインスマホのiPhone8と連携している。
カメラ撮影用のiPhone7とは接続してないからそれは使えない。
今はスマホで写真や動画撮影する人は多いけど
動画撮影する場合などは
3軸ジンバルを使えば手振れを抑えて安定的に撮影出来るので
価格も安くなってきたしお勧めだ。