僕がライトマニアになるきっかけの1つは
山で圧倒的な暗さを知ったこと。
普段都市部に住んでいると気づかない夜の闇。
山へ行けば街灯などは何もなく
月明かりがない夜だともう恐ろしいほど暗い。
その暗さは一歩足を踏み出すことすらできないほど。
その夜の闇を知ったことがライトマニアになるきっかけの1つだった。
今も夜は暗い。
山など街灯がなければなお暗い。
山へ行くときにヘッドライトは必需品というけど
日帰り旅や小屋泊まりでも絶対必需品。
それは万が一にも明かりがない状況に陥った時
死に直結するから。
実際夜の山道を歩く予定がなくても
必須装備として必ず持っていくべきかと。
僕が今持っているのはNITECORE HC30。
リチウム充電池仕様で1000ルーメンの明るさを誇るライト。
このヘッドライトを使うのはライトマニアだから。
正直普通の人にこのクラスのライトは必要ない。
必要なのはトレイルランニングなど夜に山道を走る人。
遠方まで照らす必要がありより高照度なライトが必要になる。
逆に普通の人はここまであかるライトは逆に使いづらい。
【2017年モデル/明るさ95ルーメン/実用点灯7.5時間/防滴】
おすすめはこのヘッドライトだ。
95ルーメンと明るさは劣るかに思えるかもしれないがこれで十分。
日帰り旅だとヘッドライトは予備用なので荷物にならないサイズで
小屋泊まりだとヘッドライトは夜に荷物整理などで使う機会がある。
屋内で明るすぎるライトは迷惑なのでこの程度で問題ない。
ヘッドライトを使う登山は御来光登山など。
富士山などは夜に登山をする人が多い例外的な山だけど
立山などでも御来光登山はあるかな。
それだとヘッドライトは必要だけど
やはり明るさはそこそこで十分。
普通に使うなら手元足元を照らす50ルーメン程度で十分。
100ルーメンを超えると周りの人がまぶしさを感じる。
周りに誰もいないのなら問題ないが御来光登山はたいてい人が多い。
そういう状況では周りに迷惑をかけない明るさが必要で
1000ルーメンとかを使う人は非常識と言える。
もっともスペックがそれだけのヘッドライトでも
モード切替で15ルーメンくらいに抑えるのなら全く問題ない。
大は小を兼ねるので
大きくても重さが負担にならなければ大丈夫。
このクラスだと電池が多いので重いけどそれだけ照射時間も長い。
夜歩く場合はヘッドライトの電池切れにも気を付ける必要があるから
そこそこ電池の持ちの良いモデルを使うのもありかな。
ただこの300ルーメンなんてのを使う機会はほぼないといってよいと思うが。
ヘッドライトのメーカーだけど
国内だとGENTOSが最大手だろうか。
モンベルなど登山メーカーからも出ている。
Panasonicは僕が学生の頃から定番のヘッドライトメーカー。
当時はLEDではなかったけどね。
海外メーカーだとPETZL、ブラックダイヤモンドなど。
一番有名なのはPETZLだろうか。
トレイルランニングなどのイベントでスポンサーとなったりしてる。
国内だと7割以上はGENTOS使ってるような感じだろうか。
ヘッドライトを使わない時
自宅で保管するときは必ず電池を抜いておくこと。
そうしないとアルカリ電池の液漏れが発生しやすい。
過去僕自身ヘッドライトを3個壊してるけど全て液漏れだ。
液漏れを防ぐためにはニッケル水素充電池を利用したり
あるいはリチウム乾電池を使うのもいいだろう。
パナソニック 乾電池 リチウム乾電池 単3形 4本パック FR6HJ/4B
リチウム乾電池は容量が大きく低温にも強いので何かと役立つ。
冬山とか登る人はリチウム乾電池を使ってるケースが多いらしい。
ちょっと使わないとすぐ液漏れするので本当に気を付けてほしい。