iPad miniとGPS
- 2017.02.13 Monday
- 21:26
僕は以前iPod touchを持っていたけど
GPSを搭載してないので位置情報を使うアプリなどは
Wifiを利用した位置計測で使えないことはないけど
あまり正確ではなく実質的にに使えなかった。
Appleの場合はiPadやiPad miniにおいても
WifiモデルはGPSを搭載せずそれは今も続いている。
iPad miniなどはナビアプリを利用するのに最適だが
GPSが使えないためナビアプリは使い物にならない。
こうしたWifiモデルのiPad miniなどでも
GPSを利用できる機器が売られている。
外部GPS機器でGPSレシーバーと呼ばれる製品だ。
一昔前はUSB GPSレシーバーが人気で
パソコンを使ったナビを利用したりしていた。
その後はBluetoothタイプなども登場したが
今はスマートフォンなどが普及して
ほとんどの機器にGPSが搭載されて
GPSレシーバーは衰退してしまった。
ただiOS対応の機器は今も主に海外で売られており人気だ。
iOSで外部GPS機器を利用するためには
Appleの許可が必要にある。
Appleが許可して初めて利用できる。
例えばBluetooth GPSレシーバーは
いくつか売られているけどiPad miniと接続できても
GPS情報をiPad miniで利用することが出来ない
そのためには連携アプリが必要になるのだが
それをアプリストアでリリースできないためだ。
Appleが許可したGPSレシーバーならば
アプリストアで提供されている。
国内で正式に発売されているのは
Bad Elf 2300 GPS Pro Bluetooth GPS レシーバー
for iPod touch, iPhone, iPad(技適マーク付き)【国内正規品】
この製品だ。Bad ElfのGPSロガーだ。
単体でGPSロガーとして利用することが出来て
さらにBluetooth GPSレシーバーとしてiOS端末と接続出来る。
ただかなり高性能なモデルが故に価格は高い。
実際これだけの金額を追加するなら
iPad miniだとLTEモデルが差額で買えてしまうわけだが。
もっと安価なモデルだと2つ出ている。
1つはGNS2000。
GNS 2000 GPS GLONASS Receiver Bluetooth for iPod, iPhone,
iPad and Android 2年保証 GNS 1000 後継機
単体でも簡易的にGPSログ取得が可能なようだ。
以前のモデルはスイッチに問題を抱えていたが
このモデルは特に問題なく価格も安くおすすめだ。
もう1つはガーミンGLO。
Garmin GLO Add-on GPS Receiver(並行輸入品)
ガーミンはGPS機器メーカーとして有名で
感度の良さが売りだ。
これらのBluetooth GPSレシーバーは
バッテリーを内蔵しておりBluetoothでiPad min等と接続。
アプリストアにあるアプリを利用して
内部のGPSとして利用することが出来る。
こうした機器はGPSを搭載したiPhoneでも
あるいはAndroidスマートフォンでも利用可能だ。
iPhoneだと外部GPSが優先される。
例えばカバンの中にスマホを収納した状態で
GPSロガーアプリを使いたい場合などは
外部GPSを持ち空が見える場所で持っていれば
正確なGPSログが取得できる。
Androidだと僕はBluetooth GPS Providerとか
以前利用していた。他にはいくつかあったかと。
iOSのように専用アプリではなくても問題ない。
1つ注意が必要なのは
並行輸入品はおそらく技適を取得してない。
技適のない無線機器の利用に関しては自己責任で。
Bluetooth規格の範囲内での利用なので
輸入スマホ同様に認められるべきだと思うけど。
そろそろAppleのWifi端末にも
GPSを載せてもいいんじゃないかなと思うけど。
モデムチップとGPSが一緒だから仕方ないのかな。
A10チップとかに載せられないものなのかなあ。