ライトと照射範囲・パターン

  • 2013.06.21 Friday
  • 00:03
 ライトが照らす光には特徴がある。
レーザービームのような一筋の光を放つライトもあれば
全体に満遍なく拡散する光を放つライトもある。
照射パターンも輪がたくさんできる場合もあるし
なだらかにグラデーションのようなパターンもある。
ライトの放つ光について考えてみたい。

照射範囲だけど僕はワイドが好き。
最近はワイド気味のライトが増えていると思う。
昔ライトにハマった頃に
ペリカンのサーベルライトというのを買ったんだけど
このライトは凄まじくスポットな光だった。
もうレーザービームとはこのことを言うのかというくらい
集光されて非常に遠方まで光は届くけど
近くでも光軸から外れるとかなり暗い。
一般的に遠方を照らすことが多い場合はスポットより
近くを照らす場合や屋内で利用する時はワイドよりが
利用しやすいのではないだろうか。

最近は照射範囲を設定出来るライトも増えている。
例えば犬の散歩時に利用してる
SG-325などは調整できる。
ただ普段はワイド端で設定中。
お散歩時などはワイドで広く視界を確保しつつ
車や自転車からも気付かれやすいようにしている。
もう1本お散歩で利用する
LED LENSER T7もまた切り替えが出来る。
LED LENSERのライトというのは
照射範囲の調整がとても簡単にできる。
レンズ部分がよく出来てるのか
望遠から広角までバッチリ利用することが出来る。
ただスポット側にすると明確に明るい部分と
そうでない部分の境界が現れる。

LED LENSERで思い出したけど
昔MOONレンズ搭載のキーチェーンライトが売られてた。
今も何本か持ってると思うけど
MOONレンズは光を集光しつつ一定の範囲内で拡散。
非常にきれいな円状の照射パターンとなる。
例えるなら舞台を照らすスポットライトのよう。
このライトを数本買ったけど
このMOONレンズは好きじゃなかった。
ただ使えるキーチェーンライトの選択肢が少なく
LEN LENSERは品質も良くて明るかったから使っていた。
T7も基本同じだけど大きさや明るさが全然違うし
何より調整できるからMOONレンズ風のパターンでも
あまり気にならないけど。

照射パターンはこれはライトにより全然違う。
最近のライトは本当にきれいなパターンのライトが多い。
昔のライトというのはそれはそれはガクガクだった。
今も明るいハンディライトが1つあるんだけど
中心部に強烈なスポットがあり
その後3重の輪が広がって光が拡散していく。
明るいところと暗いところがバラバラで
まあ汚い照射パターンのライトばかりだった。
でもそれが普通だと思っていたんだな。

しかしある時超高照度ライトを買って使ってみたら
その照射パターンはとても綺麗だった。
ライトの照射パターンや照射範囲は
光が反射するリフレクター部分と
前面のレンズ部分で変わるといえる。
LED LENSERはこのレンズ部分が優れていて
きれいなパターンを作ったりしていた。
今あるワイドなライトなどはレンズを利用して
照射範囲を広げている。
ただその綺麗なパターンのライトは
前面は何の効果もないただフタの役割を持つガラス。
でも綺麗なパターンなのはリフレクター部分が特徴的だった。
よくみかん(オレンジ)の皮のようなリフレクターという
表現をするけど表面に小さな凹凸のあるリフレクターを搭載してて
それが非常に綺麗な照射パターンとなっていた。
以前はこの凸凹リフレクターは上級モデルの特徴だったけど
今はエントリーモデルでも使われるようになって
GENTOSのパトリオシリーズの一部でも使われてる。
このパトリオ8とか9などは
照射パターンはとても好みで好きなライトだけど
ただモード切り替えが邪魔なのが難点だけど。

最近購入しているリチウム充電池を利用した
LEDライトの場合は照射パターンは非常に綺麗で
ワイド過ぎずスポット過ぎずバランスがとれている。
最近僕がお気に入りのライトはXENO E03 V3なんだけど
このライトとコンパクトなUltrafire U20Sと比べると
違いはリフレクターにある。
U20Sなどは中心部から外に向けて非常に綺麗なパターンで
ムラのようなものは少ない。
でも外側部分ではムラがあり輪状の光の境界を
若干感じてしまう
まあ十分綺麗なんだけどあえて言うとそういう評価になる。
一方で
XENO E03 V3はオレンジの皮のようなリフレクターを搭載。
スムーズで綺麗な印象がある。
実際比べてみるとそう違いはないんだけど
ぱっと見の印象がなめらかというか
光が陰影がうまくぼけている感じで好印象。
昔のように明確な差はなく
どちらも綺麗なんだけど微妙な差があるかなと感じる。
特に近距離を照らす機会が多い場合は
そのパターンは重要かなと思う。

最近は数Wなど高出力のLEDライトが増えてるが
手元での作業を照らす場合などは
明るすぎるライトは使いづらい。
ある程度満遍なく広く照らしてくれるライトがいい。
そうした作業用ライトとしては
高出力ライトは好まれず
大量のLEDを搭載したライトが多いかな。
こうしたライトだけど
明るすぎず広くボリュームある光を放ってくれるので
実に対象物などを見やすい。
近距離で利用する場合は明る過ぎないことも重要で
使い分けが必要じゃないかと思う。

それで思い出したけど
今まで買ったライトの中で
明るさは大したことはないけど
買ってよかったなと思うライトが1本ある。
INOVA X5というライトだ。
このライトは質感がよくて照射パターンも美しかった。
5LEDのライトで今見れば全然明るくはないんだけど
所有の喜びが味わえるようなライトだった。
最近このライトを使ってないけど
この春以降リチウム充電池を使った
400ルーメン以上の高照度ライトを購入し利用してるけど
ちょっと明るさにこだわりすぎてはいないだろうか。
今一度ライトについて見直してみるべきなのかもな。
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