DWR-PGのさらなる活用
- 2011.05.31 Tuesday
- 00:02
ポータブルWi-fiルーターとして
DWR-PGを使っている。
端末メーカーはバッファローだけど通信の契約はドコモだ。
今は携帯電話ではメール以外のデータ通信をしておらず
自宅外でのパケット通信はこのDWR-PGで行っている。
既に契約して半年以上経っているが
特にトラブルもなく使うことが出来ている。
このDWR-PGだがわりとコンパクトで大きさは問題ない。
バッテリーだが1日くらいは持つかと思う。
ただ早朝からの日帰り旅行で頻繁に通信を行っていると
午後になって限界が来る。契約後何度か旅行に使ってるが
だいたい12時間くらいが目安じゃないかと思う。
これは連続通信時間じゃなくて使って使わなくてを
繰り返した場合だ。スリープだともっと持つようだが
iPod touchはスリープでも通信するから
端末自体がスリープモードになることは経験上ほとんどない。
ポータブルWi-fiルーターとしてはトップクラスの
バッテリーの持ちだと思う。
DB-L50の互換バッテリーを使うことが出来る。
最近はこの互換バッテリーばかり使っているが
互換バッテリーだからといって持ちが悪いとかは感じない。
自己責任だが安いので便利だ。
日帰り旅行時は2個予備バッテリーを持っていくが1個で十分。
またUSB経由でシガーライターからも充電出来るし
モバイルブースターなどからも充電出来るからあまり心配はないかと。
通信エリアの広さとかは正直なところ分からない。
携帯電話もドコモだし周りもドコモばかりで比較対象がない。
時々旅の同行者にAUユーザーもいるけどあまり違いはない気がする。
会社の同僚にはソフトバンクユーザーもいるが
都市部では差はない。
日本国内においてはエリアで不自由を感じることは
あまりないんじゃないかと思う。
とDWR-PGのレビューのようなものを書いてしまったが
このDWR-PGのさらなる活用をと考えている。
具体的にはクレードルの利用とmicroSDHCの利用だ。
これまではポータブルWi-fiルーターとしてのみの利用で
そのために買ったんだから当然だが
せっかくなのでクレードル、microSDHCスロットを使用してみたい。
■クレードル
付属のクレードルは今のところただの充電台。
帰宅したらこのクレードルにポンと載せて充電をする。
これは日課であり朝にはここからはずして持っていく。
しかしこのクレードルにはLAN端子がついている。
有線LANケーブルをつなぐことが出来るということだ。
有線LANで出来ることは
1つは無線APとしての利用。
自宅で使う場合にたとえると自宅の回線で
このDWR-PGを無線APとして使えるという機能。
自宅にルーターがない場合は無線ルーターとしても使える。
もっとも既に自宅にはルーターも無線APもあるから
僕の場合は使い道はないんだが。
この機能を使うとしたら
ホテルなどで有線LANのみ提供されている場合。
iPadやiPod touchなど有線LANは使えず無線LANでの
使用機器を使いたい場合は無線APが必要になる。
それをこのクレードルとDWR-PGで利用できるわけだ。
これで利用すればホテルの高速回線で通信出来る。
それ以外でもDWR-PGとiPod touchなどとの間には
セキュリティ設定が既に出来ているので
面倒な設定なしにネットワークにつなげられるメリットがあるかと。
もう1つは有線LAN機器でのDWR-PGの使用。
DWR-PGはポータブルWi-fiルーターなので
ドコモ回線を無線LAN機器で利用できるようにする機器だ。
逆に言えば無線LANがないと使えない。
クレードルがない場合はそうなのだが
クレードルを使えば有線LANでもドコモ回線での
通信を行うことが出来る。
クレードル裏の切り替えスイッチで上記の
LANとインターネットと切り替えが可能だ。
インターネットは自宅の光回線や会社やホテルの回線を利用して
無線APとして利用する機能だが
LANにするとここに有線LAN経由で機器をつなげば
ドコモ回線でデスクトップPCが使えたりする。
予備のバックアップ回線として考えれば便利な機能だ。
またDWR-PGの無線LANセキュリティを教えずに
ネットワークを貸すことが出来るのも利点の1つだろうか。
以上がクレードルの利用だ。
たださらなる活用とのことだが出来ることの再確認をしたに過ぎない。
日常的に利用する機能とは言いがたい。
まあ上記の機能があることは覚えておこう。
■microSDHCの利用
実はこれまでmicroSDHC端子が存在することは知っていたが
その利用方法とかは考えたことが無かった。
そもそも何に利用するのか。
オンラインアルバムサイトに写真をアップするとかあるが
そもそもその設定とかはどうするんだろうとか不思議に思っていた。
どうやらルーターの設定から行うことが出来るらしい。
しかしそんな機能が必要なんだろうか。
microSDHCはどうやらNASとしても使えるらしい。
この機能はファームウェアのアップデートによって
利用可能になったらしい。
NASストレージ機能は今年4月のアップデートで追加された機能で
端末からDWR-PGのmicroSDHCにアクセスして
読み込み書き込みが出来る機能のようだ。
この機能は最初はスルーしていたんだが
考えようによっては凄く便利な気がしてきた。
32GBのmicroSDHCが出ている。
だいたい今は6000円弱くらいだろうか。
これをiPod touchやiPad2などから
自宅にいなくともDWR-PGを持っていれば利用できることになる。
外部メモリ機能を持たないiPod touchやiPad2には便利といえる。
このDWR-PGのmicroSDHCは
アップロードとダウンロード機能があるようだ。
これに関しては調べたもののあまり興味はなかった。
このカードにデータを入れるとオンラインアルバムに
自動アップロードされるという機能だ。
人によっては便利なのかもしれないけど僕は使わない。
そもそも3G回線じゃ大量の写真のアップロードなどしたら
転送量がすぐにオーバーしてしまう。
自宅の無線LANを利用するなら自宅PCを利用したほうがいい。
同じくダウンロード機能というのもあるが
これも同様で結局3G回線を利用するのは現実的じゃない。
そして自宅回線を使うなら自宅PCで行えばいい。
このコンテンツのアップロード、ダウンロード機能だけなら
DWR-PGのmicroSDHCスロットは見向きもしなかっただろう。
前述のNASストレージ機能は
通信を行うのはDWR-PGとiPod touchなどの端末間なので
3G通信は関係がなく利便性が高そうに感じる。
・・・・・
クレードルは既に把握済みだったが
microSDHCに関してはこれまで興味なかったものの
NASストレージ機能にはおおいに興味がある。
またこれとは別だがこれまでDWR-PGの設定は
ほとんど見ることが無かった。
なぜって普段使うPCはデスクトップPCで有線LAN接続。
光回線につながっておりこの状態でDWR-PGの設定は出来ない。
以前1度だけ設定をしたけどあれはノートPCで行った。
正直わざわざ設定をするためにDWR-PGにつなぐのは面倒だ。
だから何もしてこなかった。
しかしよくよく考えてみたらiPod touchからも
設定が出来るんじゃないかと。
試しにブラウザで192.168.13.1にアクセスしてみたら
案の定つながった。この画面ではステータスが見られるようだ。
ログインしなくても電波強度やら見られるのは驚いた。
ログインすれば各種設定の変更も可能だ。
iPod touchの小さな画面ですら出来るのだから
iPad2なら設定など容易に行うことが出来そうだ。
ところで2010年11月に契約してから半年以上経っているが
未だにファームウェアのアップデートはしていない。
今は1.71のファームウェアが入っている状態だ。
まずは1.82にアップデートする必要があるんだが
PCで確認してみたがアップデートデータは22MBもある。
その前に1.80にアップデートしないといけないようだが
1.80はUSB経由じゃないとアップデートできない。
まあいろいろ苦労してこれを書いてる間に1.82まで
アップデートをしてmicroSDHCの8GBを装着した。
さて問題はこのmicroSDHCにどうやってアクセスするか。
iPod touchやipad2は通常の方法では利用できない。
調べてみるとAppStoreにそれなりにあった。
DWR-PGのmicroSDHCでのNASは
Sambaサーバーになるのでこれにアクセスできる
アプリが必要になる。
今自分が利用してるのは450円だったSharePlayer。
これでiPod touchに動画を入れなくても
microSDHCに入れておけばスムーズに見ることが出来る。
写真もOKだがロードが若干遅いかもしれない。
試しにダウンロードしてみたが1.5MB/Sくらいの速度だった。
microSDHCの性能にもよるだろうがこんなものだろう。
iPad2ならezShare Proのほうがよさそうだが・・1800円か。
今後使えるアプリなどを探すことにしよう。