お芝居などを見に行くと
双眼鏡を利用している人が目立つ。
遠方の方の席だと舞台まで遠いので
少しでも間近に見るために
双眼鏡は今や欠かせないアイテムだ。
観劇で使われる双眼鏡は
コンパクトであることが第一。
カバンに入る大きさで
使っていて重く感じない
コンパクト軽量モデルがベスト。
昔オペラグラスなんて1000円ちょっとで
安価な双眼鏡が流行っていたことがある。
ただあれは光学性能が悪かった。
演者の顔をしっかり拝みたければ
光学性能の高い双眼鏡が必要になる。
予算は安くても1万円くらいは費やしたいところ。
デジカメでもレンズによって
解像感などが大きく異なるように
双眼鏡でもレンズの光学性能はとても重要だ。
僕が利用しているのは
CANONの5x17FCという機種。
残念ながらCANONはすでに
一部を残して双眼鏡から撤退してしまっている。
今はVixenから同じスペックの双眼鏡が発売中。
のぞくとまず明るく視野が広いと感じるだろう。
ピントがあえばくっくりすっきり見ることが出来る。
倍率はあまり高くはないけど
視野の広さもありよく見ることが出来る。
観劇用双眼鏡は4~6倍くらいがいいと思う。
それ以上は手ブレがきになるし視野が狭くなる。
母が使っているのはニコンの遊。
僕が選んで買ったものだけど
これも明るくて広い視界だ。
何よりこの画質でありながら凄くコンパクトなのがいい。
持っていて幸せな気分になることが出来る。
価格はやや高めだけど其の価値はあると思う。
僕は昔安い双眼鏡を使っていて
それにある程度満足していたんだ。
安いといっても4980円くらいしたと思う。
ある時19800円ほどの双眼鏡を使う機会があり
実際に使ってみたらなんだこれ・・と。
1度それを見てしまうと
これまで使ってた双眼鏡が不良品に思えてしまった。
覗いて見える像が安物は遠いんだ。
それに安物でピントをあわせても
くっきりとしていなくて
何かフィルターを入れているようなそんな感じがする。
デジカメでもレンズの品質の違いってのは
ここ数年痛感しており
レンズは財産でカメラ本体よりも
レンズにお金を費やすべきだというのは納得できる。
それ以来双眼鏡にハマって
CANONの5x17FCを購入して
もう1つCANONの双眼鏡を購入。
星見用にちょっと大きな双眼鏡を買ったりして
双眼鏡ライフを送っている。最近は全然買ってないけど
最近観劇の機会が増えていて
新たな双眼鏡が欲しいななんて思っている。
僕は野鳥を見る趣味とかないし
もし野鳥観察会へ行っても
双眼鏡じゃなく望遠デジカメで撮影してることだろう。
アウトドアではカメラ重視になり
双眼鏡を利用する機会がすっかり減ってしまった。
それ故に観劇は貴重な双眼鏡を利用する機会となっている。
だからこそ観劇用途を重視して
双眼鏡を購入したい。
今欲しいのはミクロン。
お値段は2万円かそれ以上するけど欲しい。
ニコンのモナークも欲しいんだけど
アウトドアで利用しないことを考えると
実用性重視でやはりこれだろう。
このミクロンだけど観劇の定番で
使っている人をよく見かける。
こういう双眼鏡は実用性もさることながら
所有する喜びというのも重要だ。
持つことにステータスを感じるものがほしい。
このミクロンはまさにそういう逸品で
持つ喜びが感じられるかなと思う。
ただ実際買うかは分からない。
実用性を考えれば今は
5x17と4x10の2つの双眼鏡があり
画質面では十分満足しているわけで
より上を目指す必要性があるのかどうかと思う。
でもいつかは欲しいなあ。