昨年秋に発売された
PanasonicのLX100も
発売当初は10万円を超えていたけど
徐々に下がってきた。
今は最安値で7万円台といったところか。
元から考えるとかなり安くなった感じだ。
このカメラはLX7の後継機種として
発売されたレンズ一体型のカメラ。
LX7の売りは継承されており
F1.7-2.8の非常に明るいレンズと
16:9のワイドでも広角に撮影出来る
マルチアスペクト機能などがある。
さらに最新機種らしく4K動画にも対応。
センサーもLX7の1/1.7インチから
一気に4/3インチへとサイズアップして
高画質化している。
このカメラを買う人は
いったいどの機能に注目して買うのだろうか。
明るいレンズに4/3インチセンサーで
解像感が高く美しいボケの写真が期待出来るけど
僕が注目しているのは広角な4K動画だ。
Panasonicは4K動画に注力しており
GH4でミラーレス初で対応したあとは
FZ1000で対応してこのLX100でも対応してる。
僕はFZ1000を昨年夏に購入した。
この時点でLX100は発表すらされていなかったんだ。
このFZ1000では4K動画を撮影出来るけど
4K動画撮影時は広角側は37mmとなる。
写真撮影時は25mmで
フルHD動画撮影時は28mmなのだが
4K動画撮影時は37mmから。画角が狭くなってしまう。
一方でLX100の場合はマルチアスペクト機能があるので
4K動画撮影時でも26mmから撮影することが出来る。
センサーを大きく使うことができるので解像感も期待出来る。
ワイドで解像感の高い4K動画を撮影することが出来るわけだ。
そんなLX100はスペック的にとても魅力。
画質も素晴らしくて欲しいカメラの1つだが
価格がネックで購入には至っていない。
ただ価格だけでなくもう1つネックがある。
それはサイズだ。
LX100はLX7に比べてかなりサイズアップしてしまった。
大きくそして重くなってしまったボディは
もはやコンパクトデジカメとはいえない。
サイズ的にはミラーレスクラスなので
普段持ち歩くカメラとしては大きすぎる。
4K動画機能にこだわりがなければ
例えばミラーレスのGX7レンズキットのほうが
使い勝手がいいかもしれない。
LX100のほうがレンズや動画撮影機能では
圧倒的に優れるけれども
マイクロフォーサーズのレンズを持ってたり
今後利用するならこっちのほうがいいかなと思ってみたり。
またよりコンパクトなカメラとしては
CANONのパワーショットG7Xあたりが非常にコンパクトだ。
1インチセンサーにF1.8-2.8の明るいレンズで
フルHD60p動画撮影に対応するなど
LX100の下位モデル的なスペックを持つG7Xだけど
サイズは圧倒的にコンパクトで
普段利用するにはこのくらいが最適なサイズだ。
価格は決して安くはないけどLX100よりは安い。
これも凄く欲しいんだなあ。
LX100を今買うかどうかは難しい。
それは4K動画をどれだけ必要としているかにもよる。
FZ1000を持っていなければ最有力候補なのだが
僕はFZ1000で広角ではないが4K動画撮影が可能なので
LX100を選ばなくてもいいかなと。
それならGX7やG7Xなど似た名前のこれらの機種も
有力候補になる。
お金の問題で今は買えないけど
秋頃には何かしら買いたいと思う。