平成の終わりに平成初期を振り返る
- 2019.04.30 Tuesday
- 23:36
平成31年4月30日ももうすぐ終わる。
明日5月1日から平成ではなく令和元年となる。
いよいよ改元を迎えるわけだが
終わってしまう平成の時代を振り返ってみたい。
まず僕が生まれたのは昭和。
平成は子供の時代から大人になり中年になっていく時代だった。
あくまで振り返るのは平成なので自分の人生を振り返るわけではないが
正直一時期は平成の終わりまでは生きられないだろうなと
そう思っていたこともあるので改元の時を迎えられて感慨無量だ。
平成元年は1989年。
あの頃はJ-POP黄金時代の始まりの頃だった。
ソニー SONY CDラジオ Bluetooth/FM/AM/ワイドFM対応
CDが爆発的に普及してそして音楽が売れるものになっていった。
僕が初めてCDを買ったのは1990年だったと思う。
1994年頃にはCDは年10枚以上・・いや20枚くらい買っていたっけ。
J-POPブームは2002年くらいまで続いたっけ。
ミリオンセラーが続出してCDが売れまくっていた。
今の状況が信じられないほど。
ゲームも今よりはるかに売れていた。
ファミコンによりテレビゲームが登場したのが昭和末期。
平成元年当時はまだファミコン時代だった。
それが1990年にSFCがリリースしてゲームはさらにヒット。
ただゲームソフトの定価が10000円を超えたりして高くなったなと感じてたっけ。
1994年が次世代ゲーム機戦争の年で
プレイステーションやセガサターンが発売されたころ。
僕自身このころが一番ゲームをプレイしていた時代だった。
3Dゲームが登場してそれは楽しい時代だったな。
平成初期の頃だけど
パソコンはMSXがありPC88シリーズとか出ていた。
まだ一般家庭にパソコンは普及していなかったっけ。
その後PC98シリーズが出て利用は広がっていったけど
Windowsが登場するのはまだまだ先のことだ。
当時はワープロが人気だった。
シャープの書院とか学校の職員室に行けば
先生の机の上には各社のワープロが並んでいた。
そういえば生徒会室などにもワープロがあったし
家庭にもワープロがある家が多かったっけ。
インターネットはパソコン通信の時代だったと思うが
全く興味がなかったのであまり知らないな。
携帯電話などもなかったと思う。自動車電話が登場したのはいつだっけ。
僕がアマチュア無線の免許をとったのは1992年だったか。
YAESU FT-65 (144/430MHz デュアルバンドFMトランシーバー)
あの頃は今でいうネットコミュニケーションのようなものが
無線の世界で繰り広げられていた。
土日などは空きチャンネルを探しても見つからないほど。
当時の大混雑ぶりからの今の惨状は考えられないほどだ。
ネットによる情報配信がなかったころの平成初期は
雑誌が一番の情報源だった。
大学生の頃は月10冊くらい雑誌買っていたんだなあ。
今は1冊も買ってないけど。
こうした振り返ると当時はCDやゲームに雑誌やら
お金を使っているなあとは思うのだが
かといって学生時代でお金があるわけでもなかった。
自由に使えるお金は今のほうがけた違いに多いんだけど
今のほうが出費が少なく感じるのは何故だろう。
おそらく当時は見える物にお金を使っていた。
でも今は通信料だったり音楽データだったり
見えないものにお金を使っているからだろうか。
ゲームだってネットで買うけど使う金額などは昔より今のほうが多い。
それでもあまり買ってないように今感じるのは見えないからかな。
また暮らしも贅沢になりそれに慣れていることも大きいと思う。
平成初期はエアコンはぜいたく品で夏でも扇風機だったからな。
車だって今よりずっとコンパクト。
当時の普通のセダンが今のコンパクトカーより小さかった気がする。
いつの間にか生活の質が高くなって満足する基準も高くなってしまったのかなと。
そういう点でいえば時代は進み様々な技術が進化した平成だけど
果たして人は成長できたのかというと微妙かなと。
それなりに時代に対応しているけど
贅沢に慣れて人としては駄目になっている可能性も。
令和になったら気を引き締めていこう。