マイクロフォーサーズと望遠
- 2020.02.29 Saturday
- 23:33
プロ野球キャンプを見に行った沖縄旅行では
マイクロフォーサーズのカメラを持ってる人を多く見かけた。
マイクロフォーサーズ+望遠という形で選手などを撮影していた。
マイクロフォーサーズは4/3インチセンサーで
35mm換算にすると2倍相当になる。
200mmレンズは400mm相当になるというわけだ。
そのため普通のデジ一眼よりも望遠に強くて
さらにコンパクトで携帯性も良い。
その分センサーサイズは小さいけどそこまで高画質は求めない人が多く
使い勝手が良いフォーマットとなっている。
最近になってマイクロフォーサーズもいいなと
再び導入してみようかとも考えているんだけど
いいレンズを導入するとなると高い。
例えばマイクロフォーサーズの超望遠では
Panasonicの100-300mmが以前から人気が高い。
ルミックス G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6 II /POWER O.I.S. H-FSA100300
これは以前よりは下がってきたけど6万円台。
これで600mm相当まで撮影出来るので
スポーツ観戦や飛行機、野鳥撮影など広く使うことが出来る。
画質もよく手ブレ補正も強力なので万能に使える便利なレンズだ。
1本で済ませるならオリンパスの12-200mmが人気だ。
OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL
ED 12-200mm F3.5-6.3 高倍率ズームレンズ 防塵防滴
35mm換算で24-400mm相当の万能レンズ。
それでいて意外とコンパクトとなっている。ただ価格は8万円超。
より高画質特化な12-100mm f4.0 Proは15万円くらいするけどね。
マイクロフォーサーズはコンパクトだけど
画質の良いレンズの価格は決して安くはなくいい値段してしまうと。
それだけでなく
NIKONやCANONのデジ一眼で出ている
シグマやタムロンのレンズがほとんどないのもネック。
コスパの良い望遠レンズなどはシグマやタムロンが多い。
マクロフォーサーズではシグマはかつて単焦点を出していた。
タムロンも14-150mmをかなり前に1本出したきり。
TAMRON 高倍率ズームレンズ 14-150mm F3.5-5.8 DiIII
いいレンズではあるんだけど
手ブレ補正も内蔵してないし少し微妙な感じもある。
そして価格も特別安いわけではない。何より微妙に古い。
最新のモデルだとAPS-Cフォーマットで18-400mmといったレンズを出している。
タムロンも12-300mmとかいうレンズを出してくれるなら
6万円を超えてても人気となると思うんだけどなあ。
24-600mm相当ってSONYのレンズ一体型RX10シリーズで実現してるから
決して不可能なスペックではないと思う。あれはF2.8-4.0というおまけ付きだが。
もっともマイクロフォーサーズユーザーは
いわゆるライトユーザーが多いので
あまりレンズなどを買わない人が多い。
最初に購入したWレンズキットで満足してる人が多くて
実際に沖縄で見かけた望遠レンズも
オリンパスの40-150mmやPanasonicの45-200mmばかりだった。
最近になってデジ一眼から移行した人が増えてProレンズが増えているが
上から移行してきた人は高性能なレンズを求めることから高価なレンズが多い。
それ故にミドルクラスのレンズが不足している感じがあるかなと。
そこをサポートできるシグマとタムロンが出してないのが厳しいけどね。
いずれマイクロフォーサーズに回帰するかもしれないが
とりあえず今のままかなあ。
シグマタムロンのレンズがもっと出てくれればな。